コロナ禍で一層話題になることが多くなった”免疫力”。
コロナウイルスに限らず、昔からインフルエンザや風邪などの感染症対策としてアロマセラピー(芳香療法)では免疫力を高めるアロマがよく使われています。
抗菌・抗ウイルス作用があり、病気に対する免疫力を高める効果があるアロマ(精油)の代表は、
ティートリー(Melaleuca alternifolia)
ユーカリ・ラジアータ(Eucalyptus radiata)
ユーカリ・グロブルス(Eucalyptus globulus)
ティートリーには特に強い殺菌力を持つテルピネン4−オールという成分があり、オーストラリア先住民はこの葉で感染症治療をしているほど殺菌力は抜群です。また、ユーカリも殺菌・抗ウイルス作用に優れているだけでなく、粘膜の炎症を緩和したり、去痰作用(痰を切る作用)などもあるので、風邪やインフルエンザや花粉症の時期には特に活躍する精油です。
アロマセラピーでは植物オイル(ホホバオイルなど)に数滴の精油を混ぜて、直接、喉や鎖骨の下あたりにマッサージするようにすり込んだりもしますが(ミントを思わせる香りは呼吸が楽になり気持ちいいです♪)アロマ空間デザインでは、アロマを空中に拡散することで空気中の菌やウイルスを軽減したり、呼吸により微量の精油を体内に取り入れることでアロマセラピーの作用を得ることができます。
ティートリーは少し薬っぽさを香りに感じる方もいますが、ユーカリは効果効能が高いだけでなく他のアロマとの相性も良いので、アロマ空間デザインでもよく使われます。我が家でも外からの菌やウイルスをなるべく減らすために玄関エリアにはユーカリを使ったアロマを常設しています。
ユーカリを使うようになって風邪を引きにくくなったという話は本当によく聞くので、ぜひ免疫力向上の一つとしてアロマを生活の一部に取り入れてみてはいかがでしょうか。必ず天然植物から抽出した100%ピュアな精油(エッセンシャルオイル)を使用してくださいね。